芸能プロダクションが果たす重要な役割とは
最終決定は事務所が下す
芸能人本人がどれだけその仕事をやりたいと感じていても、プロダクションに所属している以上、自分の意思だけで仕事を受けることはできません。
基本的に仕事の依頼は事務所宛に届き、芸能人本人に直接オファーが来ることはありません。
そのため、プロダクションの社長やマネージャーがその仕事を受けるかどうかを話し合い、最終的に決定します。
その際には、芸能人の意思や方向性も考慮されます。
自分の希望をマネージャーに日ごろからしっかり伝えておくことで、希望に近い仕事をもらえる可能性が高まります。
何も希望を伝えず、与えられた仕事を淡々とこなしているだけでは、本当にやりたい仕事に巡り合う機会を逃してしまうことにも繋がるので注意しましょう。
売り込みの場にも同行する
芸能界では、新人が待っているだけで仕事をもらえるケースは極めてまれです。
そのままでは埋もれてしまい、チャンスをつかむことができません。
そこで、マネージャーと共に売り込みに出かけることが必要になる場合もあります。
テレビ局や出版社などの関係者に会い、芸能人の名前や特技、魅力などを直接伝えることで、印象に残れば新たな企画に呼ばれる可能性も出てきます。
また芸能界では基本的な礼儀作法が非常に重視されており、挨拶や言葉遣い、態度に少しでも問題があると、次の仕事に繋がらない場合もあります。
だからこそ、誰に対しても礼儀正しく接し、信頼を築くことが大切です。
不安を感じる場面があっても、基本のマナーさえ守れば悪い印象を与えることはありません。